60代で花柄ワンピースを着るのは本当に痛い?

60代で花柄ワンピースを着ることに対して、否定的な意見があるのは確かです。

特に若い世代向けのデザインをそのまま着てしまうと、年齢とのギャップから違和感を持たれやすくなります。

「若作りしている」と見られることも...

ただし、これはあくまで「選び方次第」という話です!

花柄ワンピースそのものが問題なのではありません。

大切なのは、年齢に合ったデザインや色を選ぶことです。

実際、ファッション雑誌でも60代向けの花柄ワンピースコーディネートが数多く紹介されています。

落ち着いた色味や上品なシルエットを選べば、むしろ華やかで素敵な印象を与えられますよ♪

年齢を理由におしゃれを諦める必要はまったくありません。

周りから「痛い」と思われてしまう花柄ワンピースの特徴

まずは避けたい花柄ワンピースの特徴を見ていきましょう。

☑ パステルカラーや明るすぎる色

ピンクやベビーブルーなどのパステルカラーは、可愛らしい印象が強すぎます。

60代の肌には黄みがかったくすみが出てくることが多く、パステルカラーを着ると顔色がぼんやりして見えがちです。

若い世代向けの色合いは、かえって年齢を強調してしまいます。

鮮やかすぎる原色も同様に避けたほうが無難でしょう。

☑ フリルやリボンが多すぎるデザイン

フリルやリボンは女性らしさを演出する装飾ですが、多用すると幼い印象になります。

袖や裾、胸元などあちこちにフリルがついたデザインは、若い女性には可愛らしく見えても、60代が着ると「若作り」に見えやすいのです。

リボンベルトや大きなリボンモチーフも同じことが言えます。

☑ 膝上丈や短すぎる丈

膝が出る丈の花柄ワンピースは、60代には短すぎます。

年齢を重ねると膝周りにたるみやくすみが出てくるため、膝を露出すると老けた印象を与えてしまいます。

また、短い丈は若い世代のイメージが強く、不自然に映りやすいでしょう。

花柄という華やかな要素があるからこそ、丈の長さは控えめにする必要があります。

☑ 体のラインを拾いすぎるぴったりシルエット

ボディラインがくっきり出るタイトなシルエットも避けましょう。

60代になると体型の変化が気になる方が多いはずです。

お腹周りや腰回りのラインが強調されると、かえって太って見えたり、無理している印象を与えたりします。

ピタッとしたニット素材の花柄ワンピースなどは特に注意が必要です!

☑ 花が大きすぎる派手な柄

大輪の花がプリントされた派手な柄も、60代には強すぎます。

存在感の強い大柄は若々しいエネルギーを感じさせる反面、着る人とのバランスが取りにくくなります。

カラフルで大きな花柄は、どうしても若い世代向けの印象が強いのです。

目立ちすぎる柄は周囲の視線も集めやすく、かえって気疲れしてしまうかもしれません...

60代が上品に見える花柄ワンピースの選び方

では、どんな花柄ワンピースを選べばいいのでしょうか?

1. 落ち着いた色味を選ぶ

花柄ファッション 優美な花模様シフォン切替ロングワンピース

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¥3,680(税込)


ベースカラーは、ネイビーやグレー、ブラック、深いグリーンなど落ち着いた色を選びましょう。

これらの色は大人の品格を感じさせます♪
ベージュやモカなどのニュアンスカラーも上品な印象です。

白地の花柄を選ぶ場合は、花の色が控えめなものにするとバランスが取れます。

2. 花柄の大きさは「ほどほど」が正解

花柄は小さすぎても大きすぎてもダメです。

花柄ファッション 花柄刺繍入り高級感ベルベットマキシワンピース

花柄ファッション 花柄刺繍入り高級感ベルベットマキシワンピース

¥4,840(税込)


小花柄すぎると地味でおばさんぽく見えることがあります。

逆に大きすぎると派手で若作り感が出てしまいます。

中くらいの大きさで、柄と柄の間に適度な余白があるデザインが理想的!
遠目に見たときに柄が主張しすぎないものを選びましょう。

3. 丈は膝下からマキシ丈まで

ワンピースの丈は膝が隠れる長さ以上にしてください。

花柄ファッション 優美な花柄シフォンロングワンピース

花柄ファッション 優美な花柄シフォンロングワンピース

¥2,660(税込)


膝下5〜10センチのミディ丈は、きちんと感と動きやすさのバランスが取れています。

マキシ丈はエレガントで体型カバーもできるため、60代に特におすすめです。

長めの丈を選ぶことで、花柄の華やかさを落ち着いた印象に仕上げられます。

4. ゆったりしたシルエットを選ぶ

体のラインを拾わない、適度にゆとりのあるシルエットを選びましょう。

Vネック花柄ティードレス

Vネック花柄ティードレス

¥5,780(税込)


Aラインやストレートシルエットなら、体型をさりげなくカバーしながらすっきり見えます。

コクーンシルエットも、立体的で動きやすく体型を拾いません。

ただし、ゆったりしすぎて全体がだぶだぶになると野暮ったく見えるので注意してください。

5. 上質な素材を選ぶ

素材の質は見た目の印象を大きく左右します!

リネンやコットン、シルクなど天然素材のものは高級感があり、60代にふさわしい品格を演出できます。

安っぽいペラペラの生地だと、全体的にチープな印象になってしまいます。

花柄ファッション 小花柄 マンダリンカラー ミディ丈ワンピース

花柄ファッション 小花柄 マンダリンカラー ミディ丈ワンピース

¥3,840(税込)


ほどよい厚みと落ち感のある生地を選ぶと、シルエットも美しく見えるでしょう。

体型に合わせた花柄ワンピースの選び方

自分の体型に合ったデザインを選ぶことも大切です♪

ぽっちゃり体型の方

  • ウエスト位置が高めのデザインを選ぶ
  • 胸下で切り替えがあるエンパイアラインがおすすめ
  • 縦のラインを強調するIラインシルエットもすっきり見える
  • 横に広がるフレアが大きすぎるデザインは避ける

痩せ型の方

  • 程よいボリューム感のあるデザインを選ぶ
  • ギャザーやドレープが入ったデザインで柔らかさを演出
  • ウエストにベルトやリボンがついているものでメリハリを出す
  • ピタッとしすぎるデザインは貧相に見えるので注意

身長が低い方

  • ウエスト位置が高めのデザインで脚長効果を
  • 柄は小さめから中くらいのサイズがバランス良し
  • マキシ丈を選ぶ際は引きずらない程度の長さに調整

身長が高い方

  • 中程度から大きめの花柄を選んでもOK
  • マキシ丈のワンピースがすっきり着こなせる
  • ロング丈でエレガントで洗練された印象に
  • 小さすぎる花柄は子どもっぽく見えるので注意

花柄ワンピースを上品に着こなすコーディネート

花柄ワンピースは、合わせる小物次第で印象が大きく変わります!

羽織りものの選び方

花柄ワンピースには、シンプルな羽織りものを合わせましょう。

おすすめの羽織りもの

  • カーディガン...ベージュ、グレー、ネイビーなど無地のもの
  • ジャケット...きちんと感が出てフォーマルな場面にも対応
  • トレンチコート...春秋にぴったり
  • ウールのロングコート...冬の定番

羽織りもの自体に柄があると、全体がうるさくなってしまうので避けてください。

足元は何を合わせる?

靴は、花柄を引き立てるシンプルなデザインを選びましょう。

花柄ファッション 優美花柄シフォンワンピース

花柄ファッション 優美花柄シフォンワンピース

¥4,520(税込)


靴選びのポイント

  • パンプスなら黒やベージュの無地がベスト
  • ヒールの高さは3〜5センチ程度の歩きやすいもの
  • カジュアルなら白や黒のスニーカーもOK
  • サンダルの場合は素足ではなくストッキングを履くと上品

バッグとアクセサリー

バッグも無地でシンプルなものを選んでください。

小物選びのコツ

  • 革素材の落ち着いた色のバッグ(黒、茶色、ベージュ)
  • 小ぶりから中くらいのサイズがバランス良し
  • アクセサリーは小ぶりのピアスや華奢なネックレス程度で十分
  • ゴールドよりシルバー系が落ち着いた印象に

花柄自体が華やかなので、アクセサリーは最小限にしましょう♪

シーン別・花柄ワンピースの着こなし方

シーンに合わせた着こなしを知っておくと安心です♪

普段着や近所への買い物

花柄ファッション 小花柄シフォン長袖ワンピース

花柄ファッション 小花柄シフォン長袖ワンピース

¥5,100(税込)

  • カーディガンやデニムジャケットを羽織ってカジュアルダウン
  • 足元はスニーカーやフラットシューズで動きやすく
  • 軽いトートバッグやショルダーバッグでリラックス感を

花柄ワンピース一枚だと目立ちすぎるので、羽織りものでバランスを取ってください。

レストランでの食事会

同窓会やちょっとしたお出かけ

  • テーラードジャケットできちんと感と華やかさを両立
  • ヒールのあるパンプスで少しおめかし感を
  • 落ち着いた色味を選んで「若作りしている」印象を避ける

久しぶりに会う人がいる場面では、特に色選びに気をつけましょう!

季節ごとの着こなしのコツ

春夏

  • コットンやリネンなど軽やかな素材を選ぶ
  • 五分袖や七分袖で二の腕をカバー
  • 薄手のカーディガンやストールで調整

秋冬

  • 厚手の素材やダークカラーの花柄がおすすめ
  • 長袖のワンピースにタイツを合わせて暖かく
  • ウールのコートやロングカーディガンで防寒対策を

60代で二の腕を大きく露出すると、かえって老けて見えることがあるので注意してください。

家族に「それ、ちょっと...」と言われたら?

家族から否定的な意見を言われて悩むこともあるかもしれません。

「お母さん、その服は若すぎない?」

娘さんにこう言われたら、ちょっとショックですよね...
でも、若い世代から見ると、親世代が花柄を着ることに違和感を覚えるのは自然なことです。

大切なのは、娘さんの意見がすべて正しいわけではないということ!

同世代の友人に相談してみると、また違う意見が聞けるはずです。

最終的には、自分自身が気に入っているかどうかが最も重要です。

周りの目を気にしすぎて、好きな服を諦めるのはもったいないこと。

ただし、この記事で紹介したようなポイントは押さえておきましょう♪

基本的なルールを守った上で、自分の好みを大切にすれば、周囲から見ても素敵に見えるはずです。

60代だからこそ楽しめる花柄ワンピース

年齢を重ねたからこそ、花柄ワンピースを楽しめる面もあります。

「もう年だから...」と諦める必要はまったくありません!

60代は人生経験も豊富で、自分に似合うものがわかってくる年代です。

若い頃よりも、本当に自分らしいおしゃれができるはず♪

花柄ワンピースも、年齢に合った選び方をすれば、むしろ今の自分にこそ似合う服になります。

いろいろ試しながら、自分に似合う花柄を見つけていく過程も楽しいものです。

最初は失敗することもあるかもしれません。

でも、試行錯誤しながら「これだ!」と思える一着に出会えたときの喜びは格別です。

おしゃれに年齢制限はありません。

自分らしく、楽しみながら選んでいきましょう♪

よくある質問

Q. 何歳まで花柄ワンピースを着ていい?

A. 年齢制限はありません!

大切なのは「何歳まで」ではなく、「どう選ぶか」です。

80代でも90代でも、年齢に合った花柄を選べば素敵に着こなせます♪

ただし、年齢を重ねるほど、落ち着いた色味やシンプルなデザインを選ぶ必要があります。

Q. 小花柄はおばさんっぽく見える?

A. 選び方次第です。

小花柄は可愛らしい印象がある一方、地味すぎるとおばさんっぽく見えることもあります。

特に、ベージュや茶色など暗い色の小花柄は、老けて見えやすいでしょう。

小花柄を選ぶなら次のポイントに注意してください。

  • ベースカラーが明るめのもの
  • 花の色にアクセントがあるもの
  • 全体的に華やかさを感じられるもの

Q. 黒地の花柄なら大丈夫?

A. 黒地の花柄は、60代でも取り入れやすいデザインです。

黒は引き締め効果があり、花柄の華やかさを上品に抑えてくれます。

ただし、次のような場合はやはり若作り感が出てしまうので注意が必要です。

  • 花の色が派手すぎる
  • 花が大きすぎる
  • フリルやリボンが多い

黒地を選ぶ場合も、花柄の大きさや色のバランスには気をつけてください!