結婚式に花柄ワンピースはOK？マナーと失敗しない選び方

結婚式に花柄ワンピースは着ていける？【結論】

まず結論からお伝えすると、花柄ワンピースは基本的にOKです♪
むしろ華やかで女性らしい印象を与えられるため、お祝いの席にふさわしいアイテムといえます。

ただし、どんな花柄でもOKというわけではなく、いくつかの条件があります！
最も重要なのは「フォーマルな場にふさわしい花柄かどうか」という点です。

結婚式はカジュアルな場ではないため、普段着のような花柄ワンピースを選んでしまうと、場の雰囲気から浮いてしまいます...
格式や会場の雰囲気に合わせた花柄を選ぶことが大切です。

「プリント柄」と「レース・刺繍柄」は別物！

花柄といっても、実は大きく分けて2つのタイプがあります。

☑ プリント柄
生地の表面に印刷された花柄。
どうしてもカジュアルな印象になりがちです。

☑ レース・刺繍柄
レースや刺繍で立体的に表現された花柄。
上品で格式の高い印象を与えます。

また、織り方で柄を作り出すジャガード織りも、フォーマルな場に適しています♪
結婚式に着ていく花柄ワンピースを選ぶ際は、この違いを意識するだけで失敗を避けられますよ。

結婚式NGな花柄ワンピース｜これは避けて！

結婚式で着てはいけない花柄ワンピースの特徴をチェックしておきましょう。

①白やオフホワイトの花柄は絶対NG

白やオフホワイトは花嫁の色とされているため、結婚式では避けなければなりません！
これは花柄ワンピースであっても同じです。

• ベージュに近い淡い色でも、写真映りで白く見えることがあります
• 迷った場合は、別の色のワンピースを選ぶほうが安心です
• 白地に濃い色の花柄が描かれているワンピースも要注意...

全体的に白っぽく見えるデザインは避けましょう。

②カラフルすぎる花柄は避ける

3色以上の色が使われた花柄は、カジュアルな印象が強くなります。

フォーマルな結婚式では、色数を抑えた花柄を選ぶのが基本です♪

特に原色が多用された鮮やかすぎる花柄は、二次会やカジュアルなパーティー向けといえます。

格式の高い結婚式場では、落ち着いた色合いの花柄を選びましょう。

③普段着に見える花柄プリントは不向き

☑ 街着として着られそうなカジュアルな花柄プリント
☑ 薄手の生地に花柄がプリントされているだけのデザイン
☑ 生地に厚みや光沢感がないもの

手に取ったときに「これは普段着だな...」と感じるワンピースは、結婚式には選ばないほうが無難です。

④大きな花が主張しすぎるデザイン

花のサイズが大きく、インパクトが強すぎる花柄も注意が必要です。

主役である新郎新婦より目立ってしまう可能性があります！

大きな花柄を選ぶ場合は、以下の点を確認しましょう。

• 色が落ち着いているか
• 全体のデザインが上品か
• 派手さより品の良さを優先できているか

結婚式OKな花柄ワンピース｜選んでも安心♪

逆に、結婚式で安心して着られる花柄ワンピースの特徴をご紹介します！

レースや刺繍の花柄は格式が高い

レースや刺繍で表現された花柄は、結婚式にぴったりのフォーマル感があります♪
立体的で繊細なデザインが、上品な印象を与えてくれますよ。

☑ 総レースのワンピースは華やかでありながら品がある
☑ 刺繍の花柄は手の込んだデザインで高級感が出る
☑ どちらも結婚式の定番アイテムとして安心

生地と同じ色の花柄なら上品

ワンピースの生地と同じ色で花柄が表現されているデザインは、控えめで上品です。

遠くから見ると無地のように見えるため、フォーマル度が高くなります！
光の当たり方で花柄が浮かび上がるような、さりげないデザインが理想的ですね。

色数も抑えられるため、どんな結婚式にも安心して着ていけます。

小さめの花柄は控えめで好印象

小花柄と呼ばれる、小さな花が散りばめられたデザインは控えめで上品です♪

• 派手すぎず、それでいて華やかさもある
• 結婚式向きといえる
• パステルカラーや落ち着いた色合いがおすすめ

ただし、色が鮮やかすぎる小花柄はカジュアルに見えることがあるので注意しましょう。

織り柄（ジャガード）の花柄は万能

生地自体に花柄が織り込まれているジャガード織りは、フォーマルな場に最適です！

1. プリントとは違い、生地に凹凸がある
2. 高級感がある
3. どんな結婚式場でも失礼にならない

織り柄の花柄ワンピースを一着持っておくと、いろいろな場面で活用できます♪

手持ちの花柄ワンピース、結婚式に使える？3つのチェックポイント

「クローゼットにある花柄ワンピースを使いたいけど、結婚式に着ていっても大丈夫かな...？」
そんな疑問にお答えします！
3つのポイントをチェックすれば、すぐに判断できますよ♪

チェック①生地を触って確認「薄すぎないか」

まずは生地の厚みを確認しましょう。

☑ 透けるほど薄い生地はNG
☑ ペラペラした素材もカジュアルな印象に
☑ しっかりとした厚みがあり、手に持ったときに重みを感じる生地ならOK

シフォンのような薄い生地の場合は、二次会向けと考えたほうがよいでしょう。

チェック②柄の数を数える「3色以内か」

ワンピースに使われている色の数を数えてみてください！

• 3色以内 → フォーマルな場でもOK♪
• 4色以上 → カジュアル度が増すので注意

ベースの色と花柄の色、そして差し色があるかどうかを確認しましょう。

色数が多いほど派手な印象になるため、格式の高い結婚式には向きません。

チェック③スカート丈を測る「膝が隠れるか」

結婚式では、膝が隠れる丈のワンピースが基本マナーです。

1. 立った状態で膝が隠れているか確認
2. 座った状態でも膝が隠れるか必ずチェック

膝上丈のワンピースは、カジュアルな二次会であれば問題ありませんが、披露宴には不向きといえます。

結婚式の花柄ワンピース｜年代別の選び方

20代　パステルカラーの小花柄で華やかに

20代であれば、パステルピンクやパステルブルーなどの明るい色の花柄ワンピースが似合います。

若々しく華やかな印象を与えられるため、お祝いの場にふさわしいでしょう。

ただし、甘すぎるデザインは避けたほうが無難です。

小花柄でも、デザインがシンプルなものを選ぶと大人っぽく着こなせます。

30代　落ち着いた色の花柄で品よく

30代になると、少し落ち着いた色合いの花柄が似合います。

くすみカラーと呼ばれる、グレイッシュな色味の花柄ワンピースは、大人の品を演出できます。

ネイビーやグリーンといった、深みのある色をベースにした花柄もおすすめです。

派手さより上品さを意識すると、30代らしい着こなしができます。

40代以上　ダークカラー×花柄で大人っぽく

40代以上の方は、ブラックやネイビーなどのダークカラーをベースにした花柄を選ぶと、落ち着いた印象になります。

ダークカラーは体型もカバーしてくれるため、一石二鳥です。

花柄も控えめなデザインを選び、全体的にシックにまとめましょう。

レースや刺繍の花柄であれば、暗い色でも華やかさを保てます。

こんな結婚式ならどうする？シーン別の花柄選び

格式高いホテルや式場　控えめな花柄を

有名ホテルや格式の高い結婚式場での結婚式には、控えめな花柄ワンピースが適しています。

生地と同系色の花柄や、小花柄のレースなど、上品なデザインを選びましょう。

色もベージュやネイビーなど、落ち着いた色合いが無難です。

華やかさより格式を重視した選び方が求められます。

カジュアルなレストラン婚　明るい花柄もOK

レストランウェディングなど、カジュアルな雰囲気の結婚式であれば、少し明るめの花柄も選べます。

ただし、あくまでも結婚式であることを忘れず、フォーマル感は保ちましょう。

パステルカラーの花柄や、小さめのボタニカル柄などが適しています。

会場の雰囲気に合わせて、華やかさを調整することが大切です。

二次会だけ参加　少し華やかな花柄でも大丈夫

披露宴には参加せず、二次会だけ参加する場合は、比較的自由に花柄を選べます。

プリント柄の花柄ワンピースも、二次会であれば問題ありません。

ただし、あまりにもカジュアルすぎるデザインは避けましょう。

二次会といえども、お祝いの場であることに変わりはありません。

親族として参列　地味すぎず派手すぎない花柄

親族として結婚式に参列する場合は、派手すぎず地味すぎない花柄を選ぶことが重要です。

ゲストをおもてなしする立場として、きちんと感のある装いが求められます。

ネイビーやグレーなど、落ち着いた色の花柄ワンピースに、ジャケットを羽織るのもよいでしょう。

花柄も控えめなデザインを選び、全体的に上品にまとめることが大切です。

花柄ワンピースに合わせる小物の選び方

靴とバッグは同じ色で統一する

花柄ワンピースを着る際は、靴とバッグの色を統一すると、全体がまとまります。

ベージュやブラックなど、ベーシックな色を選ぶと失敗しません。

花柄がすでに華やかなため、小物はシンプルにするのが基本です。

色を統一することで、すっきりとした印象を与えられます。

羽織ものは無地のシンプルなものを

ボレロやショールなどの羽織ものは、無地でシンプルなデザインを選びましょう。

花柄ワンピースに柄物の羽織ものを合わせると、うるさい印象になってしまいます。

ベージュやネイビーなど、ワンピースの色に合わせた羽織ものを選ぶと調和します。

素材も、サテンなど光沢のあるものを選ぶとフォーマル感が増します。

アクセサリーは控えめに、花柄が主役

花柄ワンピースがすでに華やかなため、アクセサリーは控えめにしましょう。

小ぶりのパールやシンプルなデザインのネックレスが適しています。

大ぶりのアクセサリーを付けると、全体のバランスが崩れてしまいます。

花柄を主役にして、アクセサリーは脇役と考えるとよいでしょう。

花柄から1色だけ拾って小物に使う技

花柄ワンピースに使われている色の中から1色だけを選び、小物に取り入れる方法もあります。

たとえば、ピンクの花が入った花柄ワンピースに、ピンクのバッグを合わせるといった具合です。

この方法を使うと、統一感のあるコーディネートができます。

ただし、あまりにも色を多用すると派手になるため、1色だけに抑えることがポイントです。

体型が気になる人の花柄ワンピース選び

二の腕が気になる　袖ありの花柄を選ぶ

二の腕が気になる方は、袖のある花柄ワンピースを選びましょう。

五分袖や七分袖のデザインであれば、気になる部分をカバーできます。

袖口が広がっているデザインは、腕を細く見せる効果もあります。

ノースリーブを避けるだけでも、安心して着られるでしょう。

お腹まわりが気になる　ウエスト切り替えのあるデザイン

お腹まわりが気になる方には、ウエスト部分で切り替えのあるデザインがおすすめです。

ウエストから下が広がるAラインのワンピースは、体型をカバーしてくれます。

ウエスト位置が高めのデザインを選ぶと、脚長効果も期待できます。

ゆったりしたシルエットの花柄ワンピースを選ぶとよいでしょう。

背が低い　縦ラインを意識した花柄

背が低い方は、縦のラインを強調する花柄を選ぶと、すらっと見えます。

縦に流れるような花柄のデザインや、Iラインのシルエットがおすすめです。

また、ワンピースと小物の色を統一することで、視線が分断されず、縦長の印象を作れます。

ヒールのある靴を履くことも、スタイルアップにつながります。

季節で変わる｜花柄ワンピースの選び方

春の結婚式　明るい色の花柄で季節感を

春の結婚式には、パステルカラーや明るい色の花柄ワンピースが似合います。

ピンクやイエロー、ライトグリーンなど、春らしい色を選びましょう。

軽やかな素材の花柄ワンピースを選ぶと、季節感も出ます。

桜や菜の花をイメージさせる花柄は、春の結婚式にぴったりです。

夏の結婚式　涼しげな素材の花柄を選ぶ

夏の結婚式では、見た目にも涼しげな素材の花柄ワンピースを選びましょう。

シフォンやオーガンジーなど、透け感のある素材が適しています。

ブルーやグリーンなど、爽やかな色の花柄もおすすめです。

ただし、あまりにも薄すぎる素材はカジュアルになるため、注意しましょう。

秋冬の結婚式　深みのある色の花柄が正解

秋冬の結婚式には、深みのある色の花柄ワンピースが季節に合います。

ボルドーやネイビー、ブラウンなど、落ち着いた色を選びましょう。

厚手の生地や、光沢のある素材を選ぶと、季節感も出ます。

秋冬らしい大人っぽい花柄を選ぶと、結婚式にもふさわしい装いになります。

花柄ワンピースで失敗した人の実例と対策

失敗例①「カジュアルすぎて浮いた」→素材で判断すべきだった

「かわいい花柄だと思って着ていったら、周りはみんな上品なドレスで浮いてしまった」という失敗はよくあります。

この場合、柄だけでなく素材にも注目すべきでした。

プリント柄の薄い生地は、どうしてもカジュアルに見えてしまいます。

生地の質感や厚みを確認することが大切です。

失敗例②「地味で目立たなかった」→小物で華やかさをプラス

「花柄を選んだのに、地味な印象になってしまった」という失敗もあります。

落ち着いた色の花柄を選んだ場合は、小物で華やかさを加えましょう。

光沢のあるバッグや、パールのアクセサリーを合わせるだけで、印象が変わります。

髪型もアップスタイルにすると、よりフォーマルな雰囲気になります。

失敗例③「年齢に合わなかった」→落ち着いた色を選ぶべき

「若い子向けのデザインを選んでしまい、年齢に合わなかった」という失敗も聞かれます。

年齢を重ねるにつれて、似合う花柄も変わってきます。

明るすぎる色やフリルの多いデザインは避け、シンプルで上品な花柄を選びましょう。

年齢相応の落ち着いた花柄を選ぶことが、失敗を避ける近道です。

結婚式の花柄ワンピース｜よくある質問

Q1. 花柄ワンピースに花のアクセサリーは重ねてもいい？

花柄ワンピースに花モチーフのアクセサリーを合わせるのは、避けたほうが無難です。

花×花の組み合わせは、くどい印象を与えてしまいます。

花柄ワンピースを着る場合は、シンプルなアクセサリーを選びましょう。

パールなど、定番のアクセサリーが最適です。

Q2. 黒地に花柄のワンピースは暗すぎない？

黒地の花柄ワンピースは、暗すぎるのではと心配する方も多いでしょう。

しかし、レースや刺繍の花柄であれば、華やかさを保てます。

また、明るい色の小物を合わせることで、全体の印象も明るくなります。

黒地の花柄は大人っぽく上品なため、40代以上の方には特におすすめです。

Q3. 花柄のワンピース、何回まで同じものを着ていい？

同じ花柄ワンピースを何度も着ることは、基本的に問題ありません。

ただし、出席者が重なる結婚式では、別のワンピースを選ぶほうがよいでしょう。

小物を変えるだけでも印象が変わるため、同じワンピースでも工夫次第で新鮮に見せられます。

レンタルを利用するのも一つの方法です。

Q4. 花柄ワンピースとストッキングの色は？

花柄ワンピースを着る際のストッキングは、ベージュが基本です。

肌色に近いベージュのストッキングを選ぶと、上品で清潔感のある印象になります。

黒のストッキングは、暗い印象を与えるため避けたほうがよいでしょう。

タイツも結婚式にはふさわしくないため、ストッキングを選びましょう。

Q5. 急に結婚式が決まった、花柄ワンピースはどこで探す？

急な結婚式で花柄ワンピースを探す場合は、レンタルサービスの利用がおすすめです。

インターネットで注文できるレンタルサービスなら、短期間で準備できます。

通販サイトでも、翌日配送に対応しているショップがあります。

時間がない場合は、配送日数を確認して注文しましょう。

まとめ｜花柄ワンピースは選び方次第で結婚式にぴったり

花柄ワンピースは、選び方を間違えなければ結婚式にふさわしいアイテムです。

プリント柄ではなくレースや刺繍の花柄を選ぶこと、色数を抑えること、そして年齢や会場に合わせたデザインを選ぶことが大切です。

手持ちの花柄ワンピースが結婚式に使えるかどうか迷ったら、生地の厚み、色数、丈の3つをチェックしましょう。

小物の合わせ方や体型カバーのポイントを押さえれば、より安心して結婚式に参列できます。

この記事を参考に、自信を持って花柄ワンピースで結婚式を楽しんでください。

お祝いの気持ちを込めた華やかな装いで、素敵な一日をお過ごしください。